1. U・ボート
皆さんのレビューに同感です。潜水艦内という劣悪な環境で、ところ狭しと詰まれた野菜や果物の生々しさ、なんとか生き延びようともがく乗組員たちの慟哭が胸を刺す。特に、オレンジをむさぼり食うヨハンが印象的だった。 10点(2003-06-19 23:00:08) |
2. 十二人の怒れる男(1957)
ちょっとした仕草と表情が、これほどスリリングとは・・・見逃せるシーンがひとつも無い!! 10点(2003-04-12 00:54:24) |
3. 青の炎
誰にも吐露できない少年の心情、完璧なはずだったのに、次々とほころびていく計画、存在感を発揮する小道具。ラストのシーンは自分からの逃避か、家族を守る為なのか・・・とっても切ない映画です。 9点(2003-06-18 22:40:06) |
4. I am Sam アイ・アム・サム
確かにストーリーは単純だし、キレイごとだ、という批判ももっともだとおもうが、親子の互いの思いやりに感動した。障害者=弱者という固定観念が、むしろ逆に障害者が住みにくい社会をつくっているようにおもう。 9点(2003-06-01 21:03:50) |
5. 勝利への脱出
兵士としての「任務」よりフットボールプレーヤーの誇りを選んだ男たち。観客のまえでケツまくって逃げるわけにはいかねえ!絶対勝つ!! ハーフタイムが終ってピッチに姿を現した選手たちの晴れ晴れとした笑顔、その姿に観客席の上官は、あきれながらも苦笑する。そしてやってくる熱狂!! そう、彼らはサッカーが大好きなんだ。 ペレもいいけど、アルディレス(アルゼンチンW杯優勝メンバー)もシブイぞ! 9点(2003-05-20 19:56:01) |
6. 天空の城ラピュタ
名セリフの集合体。 9点(2003-05-20 00:45:25) |
7. マスク(1994)
いやもう、最高!!腹抱えて笑いまくった。いっしょになって体が動いてしまうくらいたのしかった。ジム・キャリーの魅力というよりマスクというアイテムの魅力だけど。 9点(2003-05-02 23:45:54) |
8. カプリコン・1
映画館で初めて観た映画。「オルカ」と同時上映だった。国家陰謀の恐怖をストレートに味わった。逃亡した宇宙飛行士のうちの一人が、あのO・J・シンプソンだったとは・・・・ 9点(2003-04-10 23:05:11) |
9. ウォーターボーイズ
低予算でもツボにハマれば、こんなに楽しくておもしろい映画ができるんだねえ。 8点(2003-07-07 21:38:17) |
10. 戦国自衛隊
今の時期にこそ、ぜひリメイクしてほしい!! 8点(2003-06-24 22:53:51) |
11. 炎のランナー
映像といい音楽といい、こんなに美しいスポーツ映画は初めて。 8点(2003-06-12 18:40:22) |
12. 最前線物語
人はいつか死ぬ。今日生き残ったのは偶然だと実感する。だから自分が今やるべきことをせいいっぱいやる。そんな映画だとおもう。 8点(2003-06-01 01:50:08) |
13. オルカ
ジョーズのパクリなんかじゃない。男と雄の闘いのドラマだ。そして、この映画を観終っておもった。「捕鯨に反対する者は家畜を食うべからず。」 8点(2003-05-16 01:07:00) |
14. エネミー・ライン
この映画に関しては、アメリカの正義に異論反論をぶつのは了見が狭い。危機脱出アクションとして高く評価したい。様々なトラブルや危険を必死に機転を利かせてくぐりぬける主人公。執拗に追撃する一匹狼の狙撃兵。とくに伏線はなかったけど、スリルにあふれた傑作だとおもう。 でも、キャスト・アウェイのパロディは蛇足。 8点(2003-05-07 18:39:18) |
15. グローリー
鞭打たれるデンセル・ワシントンの涙に、涙した。 8点(2003-05-02 23:35:12) |
16. 女優霊(1996)
怖い!怖い!怖い! 二度と見たくないけど、高得点! 8点(2003-04-29 19:28:55) |
17. トラ・トラ・トラ!
史実に忠実で、ドラマ性でも「パールハーバー」を遥かに凌駕する。いや、比べるまでもないか。戦争に善悪の判断を持ち込んではいけないし、戦争を仕掛けること自体は悪とは言えない。「戦争は外交の究極的手段」って故坂井三郎氏が朝生で言ってなかったっけ?「パールハーバー」では、ルーズベルトが史実とは正反対の善人的な描かれ方だったけど、この作品は日米双方が公平にえがかれていた。アメリカが大戦後半に民間施設を無差別攻撃したのに対し、日本軍は真珠湾攻撃において軍艦と軍事施設だけを超人的ともいえる錬度で「ピンポイント攻撃」したとききます。奇襲だなんていうけど、誇らしい戦い方ですよね。 8点(2003-04-13 01:44:01) |
18. ワンス・アンド・フォーエバー
壮絶な戦闘中であっても、ジミーのように努めて明るくふるまって恐怖に耐えた兵士がいたと信じたい。ごまかしかもしれないが、北ヴェトナム側の描写もあり、最近のアメリカ万歳映画とは僅かばかり違う印象をうけた。 7点(2003-06-24 23:25:32) |
19. クルーシブル
この世で一番恐ろしいのは「思い込み」という宗教に身をゆだねてしまう人間の心だ。「被害者の証言」はひとまず疑ってかかろう。 7点(2003-06-20 00:02:37) |
20. マトリックス
映画の素人の見方としては、主役を喰うくらいに魅力のある悪役が存在すると面白くなるってことかな。エージェント・スミスは映画史に残る悪役です。 7点(2003-06-19 22:42:30) |