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意外と面白い。ロマコメとしてではなく少しシニカルなコメディとして。映画業界を皮肉った裏ネタが楽しい。途中から、ジュリア・ロバーツとジョン・キューザックの恋愛なんてどうでもよくなったりする。そんなユーモラスでちょっぴりブラックな要素のある映画を、約1名を除いたキャストがきっちり盛り上げている。まずビリー・クリスタル、こういう役ではいい味を出してる。結構姑息な役だが、憎めない。この映画では彼には相当笑わせてもらった。それから、キャサリン・ぜータ・ジョーンズ。世間の持つ自身のイメージ:ゴーマンな女性を堂々と映画の中で演じてみせた根性、ご立派。逆に好感度が上がった。ジョン・キューザックはいつもどおり確実な感じで、悪くない。そして、アンサンブル出演陣の中でただ1人浮いていたのは、はい、あなたです、ジュリア・ロバーツ。『オーシャンズ11』に引き続き、またまた映画の質を下げてくれた。
【T・O】さん 7点(2002-12-18 18:39:56)
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