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「パトリオット」(2000)のところでも書きましたが、2本続けて鑑賞しました。戦場の描写ではCG技術は差がありますが、残酷場面を描こうとしようという意気込みは感じられました。時代的にはこの「グローリー」の方が80年近くあとなのに、戦争のやり方がまったく変わっていないのには驚きでした。最前列だけには立ちたくないです(汗)。マシュー・ブロデリックの髭は違和感がありますが、彼なりに頑張って演技していたとは思います。それにしても、「パトリオット」でワシントンが約束し、この映画でリンカーンが宣言したにもかかわらず、現実に黒人の自由が認められるようになるには、さらに100年以上もかかるわけですね(ケネディのあとまで)。自分たちの世代では解決しない問題のために命を懸けて戦う黒人達に悲哀を感じてしまいます。蛇足ですが、ジェームズ・ホーナーの音楽が、時期が近いこともあって「ウィロー」や「フィールド・オブ・ドリームス」と重なって感じられてしまいました。とくにエンディングのクレジットが流れるあたりの合唱とか。
【オオカミ】さん 7点(2002-10-02 16:34:39)
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