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コーネリアス・ライアン原作の映画化には、土台無理があるんですよね。なにしろ膨大な資料を基に、当事者へのインタビューや戦史を再現するわけですから、3時間でも足りないくらいな情報量があるわけです。それを上長にならずに一貫したストーリーにまとめることは相当な難問なわけです。本作もその難関を突破できず冗長になってしまいました。前日に降下した101空挺師団、オマハに上陸するアメリカ軍、別のビーチのイギリス軍、守るドイツ軍の前線陣地、西部方面軍司令部、カーンやサンメールエグリーズの町など場所がバラバラな上に、画面がモノクロのため軍装の区別もつきにくく、それがわかりにくさを助長している感じがあります。同じライアン原作の映画「遠すぎた橋」(追記☆本のタイトルは「遙かなる橋」☆)は、本作よりはまだまとまっている感じがすると思います。ちなみに、両方の作品に参加している有名な俳優がいます。誰でしょう?(笑) 私の大好きな俳優です。 <2004年2月22日追記☆から☆まで>
【オオカミ】さん 7点(2003-11-16 17:45:13)
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