| 作品情報
レビュー情報
「マンハッタン無宿」のコンビが、一歩進んで、都会に住み着いたイーストウッドの自己流正義を描いた作品ですね。アメリカの裁判制度では司法取引などがあったり、陪審員の印象をうまく丸め込む弁護士がいれば刑が変わってしまうことも日常茶飯事であり、その結果悪がのうのうと暮らしていくという矛盾が出てきてしまう。それを掃除するのがイーストウッド演じるハリー・キャラハン刑事なわけですね。シリーズ1作目として、なかなか偏執的な犯人が出てきます
(ロビンソンは本作がデビュー作でしたっけ?)。法定手続きの限界と悪を許さない気持ちの葛藤が最後には銃で決着をつけることになる、アメリカ社会ならではのエンディングですね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-17 01:27:19)
オオカミ さんの 最近のクチコミ・感想
|