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惜しいなあ。主人公に感情移入できるかどうかがカギだとは思いますが、多彩な登場人物を盛り込みすぎたために、結局消化不良で終わってしまった感じです。あの女子教師は「シックス・センス」の奥さんだったんだね。あとから気がつきました。映画によって印象って変わるもんだと痛感しました。それから、ビル・マーレイとルーク・ウィルソンが「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」とは反対の役をやっているように見えて、その辺はちょっとだけ面白かったですね。”蜂”と”自転車”根多は笑えますが、なにか全体に端折った感じが強く、悪ガキと和解するきっかけや、主人公があの演劇を上演するためにどのような協力者がどういう行動をしたのかが、ちょっと曖昧なままストーリーが進行するので、肩すかしを食らったまま終わったという印象です。題材は面白いだけに残念!
【オオカミ】さん 6点(2004-04-22 08:42:39)
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