ザ・ロイヤル・テネンバウムズ の オオカミ さんのクチコミ・感想

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ の オオカミ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2002-09-07
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 予告編を観たとき、ビル・マーレーやベン・スティラーが出ていて、歯磨きのシーンやジャージ姿の親子のが出てきたので、完全なコメディなのかと期待して観たところ、両方とも真面目な役でガッカリしました。グウィネス・パルトロウはもっと美人のはずなのに、変なアイラインを入れた不細工な姿だし、タバコスパスパもガッカリです。始まってから26分と1時間38分後に、それぞれ彼女の笑うシーンがあるけど、もっと笑顔は可愛いのになぁ。それを抑えすぎているのも残念です。ストーリーとしては、どうしようもない頑固オヤジが死の直前に家族との絆を取り戻すというありふれたものです。孫とのハチャメチャな交流や、チャスに「子供には優しくしないと、自分のようになるぞ」と諭すシーンは観ていてニヤっとしますが、飼い犬が車にひき殺されても泣かない子供も違和感あるし、麻薬中毒のオーウェン・ウィルソンも、なんか中途半端な感じでした。それに、あのペットの鷹だか、隼だか。そんなに長生きしますか? ストーリー全体として、いろいろな小根多を盛り込みすぎて、やや消化不良になった感じがします。それから家族の紹介をしなければならないのはわかるけど、前半のやや冗長な展開も不満ですね。ところでロイヤルとパゴダのコンビは、なんとなくドン・キホーテとサンチョ・パンサを彷彿させますね。ナレーターがアレック・ボールドウィンだったとは、クレジットを観るまでわかりませんでした。最後に、あのタクシーに水風船をぶつけるシーン。あれ、子供心に強烈な想い出があります(自宅の前で、犯人と勘違いされて怒鳴られたという(泣))。 <2003年11月30日追記>ジーン・ハックマンが立ち上がろうとして倒れるシーン。実際に自分が今年の8月末から足がイカれて、立ち上がろうとして後ろに崩れてしまった経験からして、あれは迫真の演技です。私も実際あんな感じで倒れていましたから(苦笑)。ちなみに今はもう大丈夫です。
オオカミさん 6点(2003-08-29 11:50:35)
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