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《ネタバレ》 やっぱりこのシリーズは好いねえ。下品でがさつで自分勝手なマフィアの親分デニーロを通して、通常の社会に対する批判をさりげなくしている演出は、前作同様冴えています。ニューヨークのボスをああいう形で始末することで、ホントに住みやすくなるなら好いね。ラストのミュージカルシーンは、わたし的にはとても嬉しい演出です。だって、あの怖い顔の部下(ジョー・ヴィッテレリ)までもが歌い出しちゃうんだからね(微笑)。この作品はああいうメッセージを最後に出すことで、”9.11”で気落ちしたアメリカを慰め、励ます意味もあったと聞いています。だから、デニーロが単なる強盗に成り下がらないでよかったと、ホッとしています。それから、冒頭の刑務所での分析シーン、あんな仏頂面のままのデニーロ、一発オーケーが出たのかなと疑問に思っていたんですが、エンディングクレジットでのNGシーンを観て納得!(笑) やっぱり笑っちゃうよね。ところで、碩学でないからわからないんですが、キャロル・バーネット根多はどういう意味があったのか、どなたか教えてください(平身低頭)。
【オオカミ】さん 8点(2003-12-16 12:57:42)
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