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《ネタバレ》 予備知識もほとんどなく(臆病な親魚がこども探しをする、という程度)、最初からまったく期待してなかった(私が借りたのではなく、彼女が「見たい」といって借りてきた)ので、思ったよりもおもしろかったですね。上述の経緯で観たので、日本語吹き替えで観てしまったのですが、室井滋の役柄、英語版の彼女とピッタリ同じだったね。ああいう声質のイメージは、ディズニーは大切にするだろうから、そういう意味でも違和感が無かったです。ただ、ノリタケの方は今ひとつだったかな。とにかく上に述べた経緯で、英語版で観なかったので、ウィレム・デフォーやジェフリー・ラッシュが声をやっていたなんてまったく気が付きませんでした。そうとわかっていたら、吹き替えじゃないバージョンで観たのにね。そうすれば、監督がこだわっていた「なまり」にも少しは気が付いたかもしれないけれど、あの解説版で聞いた限りでは、偽のオーストラリアなまりとそうでないものとは区別がつきませんでした。皆さんの中でわかる人はいましたか? 個人的には150歳のウミガメのキャラクターが好かったです。英語版だと監督自ら声を担当していたんだね(笑)。メインの制作スタッフがかなりのオタク的こだわりを持っていて、前半でサメの演じる、「シャイニング」のジャック・ニコルソンのパロディや、後半の桟橋の上での、ヒッチコックの「鳥」のパロディっぽい演出など、クスリとさせられるところがありましたね。 ただ、題名はなんとかならないものかねえ。最近の映画でいつも思うことなのだけれど、原題をそのままカタカナ表記って芸が無さ過ぎるとは思いませんか?
【オオカミ】さん 7点(2004-11-24 17:15:50)(良:1票)
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