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《ネタバレ》 呪縛→新しい出会い→解放、という、ラッセ節満載の作品なんだけど・・・ 苦手。暗くて重いながらも爽やか、というのがこの監督の良さなのに、この映画はひたすら暗くて明るさがなかった。(単に俳優のせいか?これをデップとジュリエット・ルイスで演じたらまた随分違ったテイストになるのかも)前半のやたら早い展開が、後半に来て急にトーンダウン。速度感覚について行けない。あと「妹を兄がレイプ」のエピソードは、ちょっとキツ過ぎて後味の悪さが拭えない。でもミスター・コバヤシの印象的な脇役演技とか、ケイト・ブランシェットのはじけっぷりとか、映像の明暗のコントラストとか、音楽とか、練られた台詞まわしとか、この監督ならではの良い部分も沢山あった。でも、ラッセ作品中では間違いなく一番嫌い。
【ともとも】さん 5点(2003-07-06 00:48:55)
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