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《ネタバレ》 序盤でのジョニー・デップ演ずるジェームズと子供達との心温まる絡みは、幸せな気分と楽しい気持ちにさせてくれた。子供達の笑顔やジェームズが語る幻想的な物語の数々、ロンドンの美しい風景や繊細で美しい音楽など、いくつもの素晴らしい演出が絶妙に混ざり合い“映画”という形でしっかりと僕の五感に届き、本当に幸せな気持ちで心を満たしてくれた。しかし、中盤頃からそんな幸せなストーリーに少しずつ悲しい影が入りこんでくる。胸が締め付けられるように切なく、悲しい。そして、終盤でシルヴィアと子供達はネバーランドを目にし、そんな彼女達の幸せそうな姿と、その映像の美しさのあまり、僕の目からは止めど無く涙が溢れてきました。切ないけど、嬉しい。嬉しいけど、やっぱり悲しい。だけど、人を信じ、夢を信じ、希望を信じる事の大切さを、改めて深く考えさせてくれました。この信じる事が何より難しくなった世の中で、こんなに“信じる”という事を強烈に意識させる映画が出てきた事はとても素晴らしい事だと思う。そして、今まで観た事のないジョニー・デップの演技にはとても感動しました。でも、デップ以上に、ピーター役のフレディ・ハイモア君の演技には、終始感動させられっぱなしでした。
【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-16 19:49:23)(良:1票)
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