ローラーガールズ・ダイアリー の ボビー さんのクチコミ・感想

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ローラーガールズ・ダイアリー の ボビー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ローラーガールズ・ダイアリー
製作国
上映時間112分
劇場公開日 2010-05-22
ジャンルコメディ,スポーツもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 まず言いたいのは、映画におけるタイトルって映画の一部だよ、マジで!シーンを変えるのと変わんないよ?わかってるのかー!バカタレー!作者の意図を尊重しないやつは□ね!ということです。なんでそうも熱くなるかというとこの作品がムチャ面白かったからです。「JUNO」「アメリカン・クライム」で旋律なインパクトを世間に与え、最近では「スーパー!」に「インセプション」と見事なキャリアメイクにすでに成功しているエレン・ペイジちゃんの、唯一のスポコンものです。もはやぼくは彼女が画面の中で躍動しているのを見れるだけで若干満足してしまう節があるのですが、そんな彼女の長いと言い切れないちょい太めな足や、背が低くて豊とは言えない胸など、“色気”の類いのパーツは弱いとは思うけれど、気が強そうで不器用そうな存在感にぼくは愛おしさを感じずにはいられません。それはまさにちょいブサかわいいドリュー様の後継者としてその姿が重なってきます。ドリュー様がティーンの時に演じたかった姿なんだと感じずにいられません。つまりこの作品における母子の構図とダブるわけです。また、エレンちゃんが己で見つけた、己の最も輝ける場所に立ち続けることを決めるわけですが、そこには多くの他者がいます。そこで学ぶのは、何歳になろうと青春は訪れるし、いつだって遅くはない、そして誰だってやっていいのがスポーツの素晴らしさであることを教えてくれます。さらにはローラーゲームの魅力もあますことなく表現し、ルールを知らない観客でさえゲームの成り行きに唾を飲み、興奮できるように鮮やかに描き、エレンちゃんのみならずドリュー様自身も身を以て画面の中で躍動してみせてくれます。構成としては使い古さているといえばそうですが、その中に散りばめられている要素は心震わす物ばかりです。特に好きなのは、プール!澄んだ水、必至に相手の元へ向う様、衣類が一人で脱げない姿。全てが初恋のメタファー!そしてタイトル「Whip it」仲間の力を借りて加速するスーパープレイであると同時に、この作品自体を比喩しています。家族、友人、仲間、初恋、失恋が人生におけるwhip it。ダイアリーとか、過去にしてんじゃねぇ!今この瞬間もwhip itじゃ!
ボビーさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-10 21:13:23)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2014-09-25アバウト・タイム 愛おしい時間について10レビュー6.84点
LUCY ルーシー8レビュー5.56点
とらわれて夏8レビュー7.13点
2014-04-258月の家族たち9レビュー5.86点
2014-04-25白ゆき姫殺人事件6レビュー6.28点
2013-08-25キャビン9レビュー6.35点
2013-08-25横道世之介5レビュー7.46点
2013-08-25ザ・マスター10レビュー6.42点
2013-08-25シュガー・ラッシュ10レビュー7.50点
2013-08-25エンド・オブ・ウォッチ9レビュー6.56点
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