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僕も主人公のホーマーと同じ心境と同じ想いです。その為、終始感情移入しまくりでした。ふとした切っ掛けによって、突然やってみたい事が現れ、それを深く知り、徐々に興味は趣味へ、趣味は夢になった。主人公の場合、それがロケットを空高く飛ばす事だった。そしてホーマーはロケットでどうにか、道を切り開きたいと思いはじめる。しかし父親は猛反対する。当然の事だ。夢が叶う確立は極僅かで、希望も薄く、ホーマーを100%信じる事ができない事は観ている僕も思った。それに父親は自分の職を継がせたいと考えるのも理解できる。将来は安泰だし、努力も必要ない。だけど、夢を忘れようと想えば想うほど、その想いは強くなり、抑えようとする心が死ぬ程苦しいのもわかる。そして、父親という大きな壁がホーマーの“夢”という道を阻もうとする。でもその大きな壁を乗り越えた時、手にする“夢”はとてつもなく輝ける大きなもの。それは、その壁があったからこそ手に入れる事のできるものだと思う。その壁があったからこそ、親の想いをちゃんと理解する事もできたし、一度決めた事を諦めない事の大切さも知れたのだと思う。それらの事は僕にも当てはまる。自分の夢や目標は、そう簡単に諦めてはいけない。自分もホーマーを見習い、自分の目標と大きな“夢”に向かって、今はまだ手の届かない「遠い空の向こうに」突っ走って行きたい。
【ボビー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-16 21:15:36)
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