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ルイーザ・メイ・オルコットの”永遠のベストセラー”とも言うべき超有名な原作の4度目の映画化作品。94年版のレビューでも書いたんだが、個人的には1933年のジョージ・キューカー版でのキャサリン・ヘプバーン演じる次女ジョーの溌剌とした印象が余りにも強烈で、正直言ってジューン・アリスンの熱演を以てしても全く敵わない。相手が悪過ぎたね~。ジャネット・リーのメグも今イチだったよナァ。「サイコ」のマリオン役ほどのインパクトは未だナシ。あまり目立たないエイミー役を輝くばかりに美しかった(当時、弱冠16歳の)エリザベス・テイラーが演じているのが今回の目玉では…矢張り弱い。そういやベス(マーガレット・オブライエン)が末娘でエイミーと入れ替わってたのは…何の積もりだったのかな??ま、それは兎も角ルロイの演出はおっとりしたタッチでナカナカ味もあり良い…が、女性映画でキューカーを超えるにはチト力不足。それでも充分名作の名に恥じないとは思うので…8点。
【へちょちょ】さん 8点(2003-02-03 02:15:12)(良:1票)
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