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角川映画第2弾。森村誠一の原作は確か映画製作と併行して執筆された、と記憶している。そういう意味ではアーサー・C・クラークが「2001年宇宙の旅」を書いたのと状況としては似ているが、映画・小説共々、出来は雲泥の差。宣伝とのタイ・アップ等色々事情はあったのか知らないが、森村氏の原作を映画化するなら、質的に言っても「腐触の構造」か「暗黒流砂」といったホテルマン経験を巧みに活かした作品が先だろう?ビジネスを先行させると作品のクオリティがスポイルされるのは当然というモノ。二流外人スターを出演させて国際的スケールを出そうとするハッタリ臭さも個人的に×!西条八十の詩を陳腐に引用しているのも不快。悪しき角川パターンを確立させた罪深き作品として3点。
【へちょちょ】さん 3点(2003-01-05 23:08:52)
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