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1920年代にジーグフェルド・フォーリーズの花形だったファニー・ブライスの伝記をブロードウェイ・ミュージカルにアレンジし、バーブラ・ストライサンドが主演してヒットしたので映画化したのが本作である。主演は矢張りバーブラ。大張り切りで熱唱する彼女は見事オスカー主演女優賞をゲット!流石と言いたいトコロだが、生憎あんまり楽しめなかった。ワイラーのミュージカル演出がしっくり合っていないのも原因の一つ。何か畑違いの感は否めない。ボブ・メリル&ジュール・スタインの歌曲も個人的に今イチだったし(「People」がマァマァな位)。しかし、最大の原因はバーブラとオマー・シャリフの主演コンビのパーソナリティがどうにも好きになれないこと。特にオマー・シャリフはこの時期あれこれ出過ぎで節操が無いってか無さ過ぎ。バーブラも歌唱力の凄さは認めるけど、2時間半出突っ張りであの鼻を観続けるのはチト辛い。ワイラーと言えど凡作も有るってコトで悪いが4点マイナス。
【へちょちょ】さん 6点(2003-10-08 10:41:19)
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