無頼漢(1970) の 鱗歌 さんのクチコミ・感想

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無頼漢(1970) の 鱗歌 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 無頼漢(1970)
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1970-04-18
ジャンルドラマ,時代劇,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
多分に挫折感のあるオハナシな上に、途中には親殺しや子殺しなどという暗いテーマが絡んできたりもするのですが、その割には妙にアッケラカンとしてます。子殺しはともかく、親殺しの方はどこか、「どうせ殺したって死にゃあしない」みたいなところがあって。
「時には母のない子のように」なりたくっても、そう簡単には、なれやせぬ。
しかしそうは言っても基本的に、人というものは皆、死んでいく。謀反の企てが失敗して次々に命を落とす者があり、でも一歩離れて観りゃ、派手に夜空を染める打ち上げ花火と大差ない訳で。ただ、いつの世も人は死に続け、棺桶屋は棺桶を作り続ける・・・
というラストが、何だかキザで、ヤだな、と思わなくもないけれど、時代劇にジャズが流れたりするように、もともとこれは、ちょっとキザな映画。それもまた良し。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-06 22:36:35)
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