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実在しないCGのキャラクターにリアルな動きをさせる一方で、人間が演じる主人公に不自然極まりない大跳躍を繰り返させる、というのが素晴らしいではないですか。しかもこの主人公、何やら暗い過去を持つ訳アリらしいのに、やってることと言ったらアタマ悪すぎる大ジャンプばっかしですからねえ。何考えてるんですかねえ。素晴らしいです。本作、ちょっと尺が長過ぎ(中盤少しダレる)だったり、ラストのまとめ方がチャッカリし過ぎてたり、という面はあるのですが、バカバカしくもカッチョよい作品で、子供と一緒に楽しませていただきました。ただし、かなりトリップしまくってるヘンテコ作品なので、観終わって子供が「面白かった」と言った時には、少しホッとしたのも事実ですけどね。このハチャメチャな自由さこそを、楽しむべし(今、楽しんでおかないと、ディズニーが闇に葬りいずれ忘れ去られる映画となること間違いなし、ですから。えーと、一般にはこういうのを“失敗作”と呼ぶんでしたっけ)。
【鱗歌】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-01-15 22:28:23)(良:1票)
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