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シュワが片田舎の保安官だってんですが・・・すでに、ちょっと違うんでないの、と。
作品のベースにも「西部劇」があるんでしょうけれど、つくづく、シュワは決してジョン・ウェインにはならないし、なれないんだな、と。 シュワがシュワである以上、老いぼれようと何しようと、デカい銃を振り回して暴れてみせるしかないんだけど(他に何もできないし)、もはや見る側も同情まじりに「やっぱり大目に見てあげないとね」、などと思いながら見るしかない。 ジョン・ウェインはアクションが出来なかったかも知れないけれど、しかしあの独特の雰囲気、独特のユーモアで我々を魅了してくれましたよね。と、あまり比較してもしょうがないんですけれど、この貧相な内容の映画の中では、あまりに惨め。田舎町での攻防戦にいたるまでの前半はおよそチグハグ、それでも無理やり『リオ・ブラボー』(それとも『要塞警察』かな?)みたいに話をもっていこうとするのがいかにもセコイ。敵役にも魅力がなく、付け焼刃のようなユーモアが、不自然極まりない。 これは、失敗でしょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-03-31 20:48:19)
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