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レビュー情報
リチャード・コリヤーのノンフィクションノベルでも有名な「バトル・オブ・ブリテン」、英独航空決戦を史実にしたがって映画化した秀作。某国作の戦争モノにありがちな目を覆うような脚色が全くなされていないだけに、実に安心して鑑賞できる。諸々の考証もかなりしっかりとられていて見応えがある。そういった意味では作り手のスタンスと「こだわり」が良い形に具現化した作品だと言えよう。実機、とりわけスピットファイアが飛翔するシーンは素晴らしい。理屈にあらず、CGでは絶対に出せない味・リアリティが厳然と存在する。豪華なキャストの中で、大英帝国の命運を一身に背負った(?)ダウディング司令役のローレンス・オリヴィエが印象的だった。
【なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)】さん 7点(2003-10-24 01:38:10)
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