| 作品情報
レビュー情報
7年間に亘る西洋人登山家とダライ・ラマの交流がメインなのかと思ってたら、前半はハインリヒ・ハラーの逃亡劇(原作の自伝でもダライ・ラマの登場は終盤になってかららしい)。チベット問題自体の描き方は、ハラーという人物の半生記という映画の性格から妥当だとは思いますが、ブラッド・ピット、第二次大戦、捕虜収容所、チベット文化、そしてヒマラヤの景観という最高の素材が揃っていながら、映画はジャン=ジャック・アノーの実力相応に平板な仕上がり(そして例によって中途半端な英語劇)。どうしてこの人が未だに名匠に数えられているのかさっぱり解りません、5点献上。
【sayzin】さん 5点(2005-01-05 13:33:46)
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
|