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映画見てから原作を読んでみました。一言で言うと長野県警の方に非常に失礼!!本作はどうも主人公達警視庁コンバットチームを立てる所から始まっているらしく、カリスマ警視庁対無能長野県警という構図になっているようだ。確かに実際佐々さん達の活躍はすばらしく、警視庁が長野県警を引っ張っていたようだが、長野県警は映画で描かれているほど無能では無かった。原作を読んで頂ければ分かるが、まず実際の県警本部長は直接指揮をしたり積極的に口を挟んだりしなかったようだが、本部長としての責任は十二分にある方で大事な場面では本部長としての役目をしっかりこなされていた。しかしあの作中の本部長は一体?とーっても優柔不断で全て人任せ、挙句の果てにはキャラメル配るおじさんにもなめられる始末。そして軽井沢署の署長さん達も同じく、実際は真面目な方々で、最終確認での佐々さんからの質問にもしっかりと答えて
いた(電線は切ってなかったが)。映画化するにあたって原作通り作ってしまうと、どうしても「こんなことがありました」って感じに記録映画みたいになってしまう。そこで敵に無能長野県警を加えてイベントをもう一つ増やすカタチで映画として鑑賞に耐えられるようにしたのだろう。しかしそれはただの失礼に変わりない。子供が大勢で一人をいじめて楽しんでいるのと同じだ。こんな方法で楽しませられても私は気分が良くない。 【パンツァー・フォー】さん 5点(2004-04-16 00:17:29)(良:1票)
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