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《ネタバレ》 何だ、この結末(笑)。こうして観るとつくづくマルクス兄弟の映画には、筋立てというものが存在しないんだなということが分かります。まずはオープニング、キャプテン・スポールディングなんて胡散臭そうな名前の奴はグルーチョしかいないと思っていると早速そこに登場。彼を運んで来たアフリカの現地民に「モグリ営業だな!失せろ」と罵声を浴びせ追い返してしまう早くもグルーチョ節が炸裂。続いてトチ狂ったハーポが銃を振り回しながら銅像めがけて発砲すると、逆に撃ち返されてしまうという異次元のギャグへと突入。他にもグルーチョにおちょくられ続ける"魚売りのエイプ"こと画商チャンドラーとのやりとりや、長回しが何気に凄いトランプシーンで、だんだんいい加減にカードを配り続けるハーポに爆笑。それにしてもゼッポさんは本当に地味ですね、と言うかこの三人が派手すぎるのか。たまにチコとハーポのコントを見ていると「こいつら一体何してんねん?」と思わず突っ込みたくなります。ここまで滅茶苦茶だといっその事、自分もけだもの組合に入れてくれ!という感じです。
【かんたーた】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-25 17:17:51)
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