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《ネタバレ》 「この映画、タイトルに偽りありでしょ」なんて思いつつも楽しかったです。とにかくこの最初から最後まで一貫して貫き通される破天荒さが好き!ルイ・マルの自由な発想と好奇心旺盛な実験精神には目を見張らされるものがあります。主人公の少女ザジもはっきり言って決して可愛いとは言い難いんだけど、その代わり愛着があるというか何と言うか…結局は"可愛くないんだけど可愛い"みたいな未知の領域。中盤のドタバタは思いっきりカートゥーンのような世界で、ここで受け入れられるかどうかでかなり好き嫌いが分かれるでしょう。個人的にはウェルカム、ようこそ!という感じで大OK。ラストの大混乱は後のジャック・タチの『プレイタイム』に通じるものがあると思うのは僕だけでしょうか。
【かんたーた】さん 8点(2004-10-06 22:09:25)(良:1票)
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