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《ネタバレ》 ミヤコ蝶々が階段の踊り場で息子に再会したときの表情、すばらしい演技でした。
「このひとね、寅次郎さんなのよ。」「えっ!」 ふわぁっと寅の目の前に進み、しげしげと顔を見つめ、さらにめがねをかけて、 一瞬懐かしさがこみ上げ顔が綻ぶが、すぐにそれを払拭してきっぱりと拒絶する。 この一連の流れ、一級品でした。 「一瞬の笑顔」これが救いで、最後の寅とのシーンを暗示しています。 今回は東野英治郎とミヤコ蝶々の存在感が大きく、また短いシーンでしたが笠智衆の寅を一喝する演技もすばらしかった。怒られるかも知れませんが、マドンナの影がやや薄いと感じました。 ところで、盲腸の手術で入院していた財津一郎は、あれだけではもったいないと思いました。 寅さん、2作目も絶好調でした! 【karik】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-06-20 17:44:29)(良:1票)
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