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《ネタバレ》 邦画でもこういう音楽を扱った映画があるけどやっぱ全然違うね。この映画はちゃんと音楽に正面から向き合っている。いわゆる音作り、音楽とはどんなものなのかを非常に丁寧に描いている。グレタの歌を聴いてダンがアレンジがひらめくのは自分もバンドをやっていたからよく分かる。心を動かすのだ。登場人物の家庭環境、恋愛事情などもあっさりとした描写にとどめ、邦画の様にライヴに遅刻するとか歌えなくなるとかのウザい展開もない。「BECK」のように無音にしてごまかすこともなくしっかりできたいい曲をちゃんと演奏してちゃんと歌っているのも好感が持てる。最後はまたデイヴとよりを戻してしまうのかと危惧していたがそういうこともなくさわやかな気分で見終えることができた。
【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-12-08 20:28:32)(良:3票)
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