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衝撃のラスト。と言うよりは、なんとも痛快で、むしろ爽やかな印象を残す後味が素敵です。復讐劇のはずですが、そこには深入りせず、軽快な音楽に乗せて仕掛けを楽しみます。青二才のフッカーと天才ゴンドルフ。最初は彼等といっしょになってロネガンを騙していていたはずの観客が、いつのまにか置いて行かれてしまって、最後には逆にロネガンと一緒に騙されてしまう。仕掛けは知っていたはずなのに、なぜなんだろう?一体どの辺りからから置いて行かれちゃったの?キャメラがいつの間にか騙す側から騙される側に視点を移しているところがポイント。しかも気付かれないように、そっとね。
【スロウボート】さん 9点(2004-05-10 22:57:17)(良:2票)
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