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《ネタバレ》 小道具や設定なども細かな所まで作り込まれていて、噛めば噛むほど味が出る映画ですね。公式ページには各キャラクターの細かな設定があって、一日では読みきれないかも。エンドロールでは、各キャラの裏設定の場面を映した写真がたくさん登場して、クスクス笑わせてくれます。このあたりは、ビデオでもう一度観た時に、細かなネタを楽しめますね。
前作では、映画『天国と地獄』(本作にも、押収品としてこのビデオが出てたり。)のオマージュネタがありましたが、今回は、映画『砂の器』(野村芳太郎監督)のオマージュネタが出てきます(「蒲田」のシーン)。他にもいろんな映画を彷彿させる小ネタがあってあきさせませんね。 青島の心の葛藤。事件に大きさなんてない、なんてのは、テレビシリーズ第4話『少女と涙と刑事のプライド』を思い起こさせるネタですね。沖田管理官を徹底的に「ヤ」な役に描くことで、様々な対立を上手く描いていたと思います。 湾岸署史上最悪の三連休、という割に、犯人グループがイマイチで、事件にすごみがないかも。ナイナイ岡村も脇役やし・・。最後、事件があっけなく解決した気も。これも室井さんの手腕の凄さを際立たせるため?レインボーブリッジ封鎖のネタもイマイチやし・・。まぁ、そんな物は他でいくらでもカバーできてるんですが・・ それにしても、出演者陣が豪華ですねぇ・・。脇役でも、犯人役にあの人がいたり、目覚ましテレビの軽部さんや高嶋ちさ子さんがいたり・・。小泉孝太郎はクレジットに出ていなかったら、絶対誰か分かりませんでした。 【ムレネコ】さん 8点(2003-11-18 19:29:40)
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