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《ネタバレ》 他の方もおっしゃっていますが、監督が有名な『Lost』シリーズや『クローバー・フィールド』の脚本さんなんですね。『オデッセイ』の脚本まで手がけたとは・・・驚きです。
さて、そんな名脚本家さんがメガホンをとった今作。『トゥルーマン・ショー』よろしく、ある組織がリアルな箱庭空間を作ってそこにターゲットとなる生け贄を誘い込みシナリオ通りに生け贄たちを殺していければ成功!というなかなか独特なストーリー。その箱庭空間がこれまたなかなかなハイテク使用。空中に見えない壁を作ったり、プランAを考えていた男にひと吸いさせるだけでプランBへ変更させてしまう恐ろしいガスもあったり、架空の化け物を管理してたりと何でもござれ。そんな(ある意味)豪華な施設の目的は、なんと「世界を救うこと」! そんな空間を管理している施設員の方々もいて、彼らはただの労働者。施設の目的は知ってますが、そんなことより今日の晩メシが気になるタイプ。人の生き死にで賭けをしたりとなかなか思考停止しちゃってます。そんな自覚もあるのか、赴任したばかりのガードマンの男性に「私たち狂ってるでしょ?そうでもしないとここではやっていけないのよ」とか言っちゃう始末。 いやあなかなかのB級っぷりです。そして私個人はこういうのが嫌いではない(笑) ただ、タイトルが『キャビン』"The cabin in the woods"であったことからも、もう少しキャビンを利用した展開を期待したかったところ。タイトルと内容の乖離が感じられた。キャビン自体の仕掛けはマジックミラー程度で、そこにもっとアイデアを詰め込んでほしかった。この、ちょっと回収しがたい大風呂敷を広げてしまいがちなところも含めて、B級バンザイ!!また色んなB級ホラー観ていきます。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-03 15:33:37)(良:1票)
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