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《ネタバレ》 やっぱどうしてもキング・ワールドって映画化されても遜色ない独特の雰囲気を持ってますよね。いつものように本人が出てるからだろうか?この雰囲気が味わえるだけで充分満足です。でも主演のロバート・ジョン・バークの体格の変化はすごいですね。どうやってこんなん撮影したのかすごく気になりました。DVDに特典でも入れておいて欲しかった(泣)。
心配なのが、この映画ってジプシーをめちゃ批判的に描いてますが、アメリカではジプシーの扱いってそんなもんなんですかね?これ映画化して(っていうか小説にして)キングは批判とかされなかったんでしょうか?もしオレがジプシーだったらバリキレてそう。 しかしいくらジプシーが不思議な力を持ってるとしても結局は人間。途中から入ってきたマフィアのにいちゃんにはかなわないのだった。彼はその後どうしたんでしょうね?ってゆーかそんな呪いをかける力があるんならマフィアのおっちゃんも呪ってしまえば、身内を殺されるからって痩せる呪いを解かなくても良かったんじゃないだろうか。そう考えると、キングには珍しくこの作品のいわゆる「不思議キャラ」であるジプシーはあんまり首尾一貫して無敵に不思議ってわけではないんですね。ある程度は妥協点と言うか、限界を持つキャラであると。 まあ普通に観てる分には面白い映画でした。中盤からは普通の追跡サスペンスみたいだったのでちょっとだれましたが。そこさえ気にしなければ充分キング・ワールドに浸れるでしょう。 【TANTO】さん 6点(2005-03-01 14:18:39)(良:1票)
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