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ジュリエット・ビノシュには厳しい私ですが(ええ、なにはともあれ「ダメージ」は拒否です)このお母さん役は素直に観られました。田舎の野暮ったい、でもさりげなく優しい人というのはビノシュにピッタリです。いい役者が揃ってるのね、それぞれ個性がきちっと出ていました。ジョニーはそのまんまという感じで素敵だった!ヒュー・オコナーがロックを歌いながら掃除してるシーンはよかった。重いテーマなのにファンタジーなハルストレムの作品にはいつも必ず親子の関係、絆とか宿命といったものを感じます。みんなそれぞれ、なにかしら事情やらキズを持っている、でも前向きに生きていかねば、みたいなことを感じます。
そしてこの作品は拒否せず受け入れる事というのが大きなテーマなのでしょうか。 んー拒否するにはそれなりの理由があるわけで、それは国や民族、宗教、個人の価値観とかいろんな要素が関わっているのはわかります。なのでそれを言い出したらキリがない、なのでそれを拒否、禁ずることがなんだっていうの?なんになるの?という視点で描かれているのかな? 拒否する理由がよくわからない=チョコレートということになるのかな?宗教的な考えの中にはかなり偏ったものがあると感じます。(美味しいものを食べるのがなぜいけないの??) 個人的には映画が始まってもなかなかジョニーが登場しないことに少々苛立ちましたw 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-01 23:22:54)
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