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何でこんなに評価が高いんだ???w
映画マニアの友人が言っていた。「ATGの映画は、面白い映画じゃない。面白がる映画だ」と。言い得て妙である。 黒澤映画のパロディのようなオープニングから、さも古そうに加工したモノクロ映像。実験的といえば実験的だが、そこに何の意味があるのか理解できない。 ストーリーも有って無いような物で、ただ竜馬と刺客たちの追いかけっこ。幕末の切迫した世間の動きの緊張感は無く、無駄に多い濡れ場がさらに話のピントをぼかしてしまっている。 原田芳雄の荒々しい男臭さだけは充分に伝わってくるが、だからと言って映画の評価を上げるには至らないなぁ。 この映画を見て思ったが、今や松田優作と原田芳雄は一流扱いされて、石橋蓮司は未だに脇役俳優。なんでだろう? 結局は顔の作りの問題なんかねぇ? 少なくともこの映画では、最も観るべき芝居をしているのは石橋蓮司だと思うんだが……。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-24 13:54:25)
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