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レニー・ゼルヴィガーという人は、不思議な魅力を持つ人だ。ものすごくかわいいわけでも、美しいわけでもなく、また際立った存在感を持つわけでもない。はじめ全然印象に残らないのだが、映画が進むにつれて次第にその存在感を増してきて、なぜか終わる頃には引き込まれてしまっている自分がいる。そういう意味では、この作品の主役に彼女を使おうと思った人の才能は、素晴らしいと思った(同じことを「ザ・エージェント」や「ブリジット・・・」を見たときにも思った)。また、キャサリン・ゼタ・ジョーンズを始め、主人公を取り巻く女性を演じた女優さんたちも素晴らしく、なぜか「生まれ変わったら、女性に生まれて奔放に、たくましく生きてみたい」などと考えたりもした(笑)。いずれにせよ、女性たちの妖しい魅力に満ちた、素晴らしい作品だと思う。
【ぽん太】さん 9点(2004-02-15 10:48:47)
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