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1作目とうってかわって押井ワールド全開の第2作。
当時、原作フアンの知人には押井うる星が嫌いという人が何人かいて、曰く 「うる星ってのはあくまでドライで軽いのがウリなのに、押井ものはウエットで思弁的にすぎる。」と。 このあたり「あんなのルパンじゃない」と「宮崎カリ城」を否定するルパンフアンと構図的に似ているところ。 宮崎ルパンも押井うる星も、「こっちでなくては」という熱烈フアンがいるのもまた確かで、 結局映画化する際に原作に100%忠実な映画化を狙うのでなければ映像作家の作家性が 加わることは避けては通れないところだし、そもそも原作にあまりに忠実に映画化するのは 「映像化の意味ないじゃん」という当然の問題が発生するわけだから、全然これでいいわけだ。 そもそも、ほとんどの原作付き映画は原作フアンから「歯牙にもかけない」ような扱いをうけることが多いことを考えると、 アンチからもそれなりに意識された発言をされる宮崎、押井はやはりたいしたものなんだろうなぁ。とも思うのである。(今回なんか偉そうな書きっぷりになった..) 【あばれて万歳】さん 8点(2004-02-05 15:51:37)
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