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《ネタバレ》 捜査開始直後「ヴインセントに家族は?」と聞かれ「家族はいない」と答えたイケメン刑事。
そのシーンで「あれ?死んだの?」と思ったんですが、そうか実は弟だったわけですね。 不適正者のヴィンセントを周りが地味に応援してくれて結局無事宇宙にいけるという一見感動的ストーリーなわけですが、うーん、映画として面白いんでしょうか? 娯楽映画としては致命的に地味で華がないように思います。 話にしても、遺伝子によりいろいろ差別(というかこれは区別ですね)される世界というのはSFの世界ではごくごくありきたりで取り立てて目新しい要素はありません。もっと言えば映画中で不適正者がそこまで差別されている印象もないですから(何しろヴインセントが上級者との遺伝子取り換えができるくらいの金がちゃんと仕事で作れるわけですからね)、ある意味職業に対する適材適所選別をきちんと行っているだけに見えます。 ヴインセントが宇宙に行けない最大の理由は能力ではなく心臓にあるわけですから、これはいけないのが当然で不当でもなんでもないわけで、それを無理やり宇宙に行こうとする方が悪いわけです。 また、そういう事を考えずに表面だけとらえて感動ドラマとして見るなら、もうちょいケレン味がほしいところで、あまりに地味です。 推理物としてみれば、ヴィンセントがやってないとなれば、もう犯人候補者は1人か2人しかいないわけで推理物としてはそもそも成立してません。 個人的にはいまいちな感じがぬぐえない映画でした。 あ、でもアーネストボーグナインに似てるな、と思ってたおそうじのおじさんが、ほんとにアーネストボーグナインだったのがちょっと嬉しいかな。 それから、些細な事ですが、全体的に男性同士が耽美気味に(いやらしい意味ではなく)絡み合うシーンが多いですしストーリー的にも、これはかなり腐女子の方におすすめできる映画ではないかと思います。 「実は腐女子向け映画ランキング」とかあったら、上位は確実ではないかと思われます。 一般に誤解されがちですが、腐女子の方は最初から腐ったものは食べません。健全なものの中にそういう事を見出すのが好きなのです。 【あばれて万歳】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-11-05 22:43:07)
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