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私、実際に趣味で 1/40 とかの小さな所有権ではありますが、競争馬を何頭かもってますので
この映画への興味は一般の映画フアンの方とはだいぶ違うということをまずお伝えしておいて....(ちなみに現実世界では愛馬オレンジワールド号が先日の福寿草特別でヘタレだったのでへこみ中) 何よりびっくりしたのがウルフ役のスーパー名騎手ゲイリー・ステイーブンス。めっちゃ普通に役者してるじゃん。うひゃ、あまりに自然でびっくりだ。 映画自体は、前半がかなりタルくてうーん..って感じ。そこを乗り越え3名集まってからはやっと物語が動き出し それなりに面白く観ることができるのですが..なにしろ最初の30分がきつい。映画全体として冗長っぽいところがあるくせに、逆に話を無理やり詰め込んだ感じのところもあって話の見通しが悪く感じます。 そのせいもあってか、主役級以外の人物は誰が誰だか映画を見ていてもよくわからず、画面に誰か出てきても「この人誰だったけ?」と思うような人ばかり。おかげで細かな人間関係などがイマイチわからず終い。まぁわからなくてもいいんでしょうが。 映画全体の評価としてはまぁボチボチってとこでしょうか。とても「全米が感動の涙」なんてほどのものには思えませんでした。 ちなみに...... シービスケットは1938年度の米年度代表馬。生涯成績は89戦33勝。2歳~7歳まで走りました。 この映画中でウォーアドミラルと戦ったピムリコスペシャルはそのシービスケット4歳の時の話。 (ちなみにその時のウルフのセリフ「あばよチャーリー」は米競馬界では知らぬものがないほどの有名なセリフだとか。) 引退後種牡馬になってからは惨憺たる成績で、まったく後継を残せませんでした。 バックパサーの母父として名を残すウォーアドミラルと違って、今の競馬フアンがシービスケットの名前を知らないのも無理はありません。 【あばれて万歳】さん 6点(2004-01-13 23:41:40)(良:2票)
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