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ダイハードシリーズで一番の駄作が最新の「ラストデイ」(ロシア行っちゃう奴)である事は間違いないのですが、それまで一般に一番評価が低かったのがこのダイハード3でした。
ダイハードシリーズのつらいところは、1作目があまりに完璧すぎた事と完全に話が完結していたことにあります。 そのため、続編の製作は非常にむつかしくなり、一方で興行的には続編の製作は要求されちゃうわけで、結局のところ「マクレーン刑事がとりあえず主人公」というだけのシリーズになってしまっているわけです。 その中でかつて一番評価が低かったこの3ですが、しかし改めて十数年ぶりに観たのですが、変な期待と先入観をなくしてみれば一般的なアクション娯楽映画としては水準以上の出来だと感じました。 評価が低いのは、傑作「ダイハード」の続編として最初からハードルを高く設定されすぎていることによる問題が大きく、変な色眼鏡を外してみれば、あまり評価が高くないこの3ですら並のアクション映画よりは数段楽しめる娯楽映画になっていると思います。 この作品の相対的な評価の低さは、なまじ傑作が出来てしまった事によるシリーズとしての悲劇だと思います。 まぁそれは仕方ない面もあるのですが、そういう意味でちょっとかわいそうな作品かもしれません。 ただし「ダイハードラストデイ」、あいつだけはダメです。 あれはどういう観点で観ても駄作ですから。 【あばれて万歳】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-11-22 16:10:35)(良:2票)
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