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《ネタバレ》 やってはならないミスキャスト!
元がソ連の映画だから北欧系を使えとは言いませんが、 ジョージ・クルーニーはちょっと・・娯楽的で濃すぎませんか(苦笑) そして相手役の女優さんも違うんじゃないかな。 ハリウッドがリメイクすれば濃くなるのは仕方ないか・・ それにしてもなんでこうリメイクものって、 特にSFはメロドラマになっちゃうんでしょうか。 家族愛人類愛まで手を広げていなくてわかりよいことは評価できるけど、 安っぽくなってしまったなぁ・・ そしてオリジナルでは地球のコピーのような水のある惑星ソラリスが、 これでは眼球か脳のようです。 あの細い川のようなものは脳の血管か? とまで思ったくらいセンスがありません。 異空間にただよう不可思議な幻想はどこに? 哲学SFとして「2001年宇宙の旅」と並ぶ「惑星ソラリス」が・・ 救いは私がこのふたつの作品をあまり好きではないことくらい。 宗教や哲学がかったSF作品としては、 共感ができるのは「未知との遭遇」までですね。 あまりに禅問答なる異空間SFは変な気分になるから。 そういえばこのリメイク版はそのスペース・オペラSFの持ち味でもある、 気持ちの悪さや哀しさが感じられなかった。 個人の恋愛のみのトラウマかとひいてしまいました。 主役をもっとこう薄いだるそうな演技のできる、 エドワード・ノートンでもよかったかと(笑) 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-09-21 07:18:46)
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