オール・アバウト・マイ・マザー の アルメイダ さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > オ行
 > オール・アバウト・マイ・マザー
 > アルメイダさんのレビュー
オール・アバウト・マイ・マザー の アルメイダ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 オール・アバウト・マイ・マザー
製作国スペイン,
上映時間101分
劇場公開日 2000-04-29
ジャンルドラマ,同性愛もの
レビュー情報
《ネタバレ》 か、な、り複雑な関係のうえに、
時間が短すぎる!
あと20分増やしてほしかった。
息子の脳死、移植手術、同性愛、エイズ、ゲイ・・
ゲイ映画が苦手なのかと思いましたが過去に観た、
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ は高採点をつけてるんですよ。
あの映画では感動して泣けましたので・・
なぜこの作品では感動できなかったのか?
感動はしていたのですよ。
主人公の女性には共感もしましたし、
非難したい相手に会ってもどうすることもできず、
結局はみんなの手助けばかりしています。
人がよいにもほどがある・・
かといって私は悲劇の主人公みたいな陶酔劇でもありません。
残されたのはたったひとり自分しかないから、
自分探しの旅に出るのです。
この作品の個性のひとつに舞台劇と時間がシンクロしているところがあり、
そうかここが評価の高さなんだなぁと納得できるし、
息子を亡くした母の辛さも舞台劇の中に演出されていて、
何度か感動モードに入りかけたのです。
女性になってしまった前夫であり息子を知らない父でもあり、
さらに死んだペネロペの夫でもありその子供の父が、
アルフィーの高見沢に似ている・・
この瞬間その重大なシーンが止まりました。
ああ、感情移入が感動が・・(苦笑)
おそらくしばらくたってまた観賞すれば感動できるかもしれない。
慣れるまでちょっと時間がほしいです。
いい映画には違いないのです。
題名からもわかりますが、
母は強し(たとえ死んでも生きても)
種を残そうとする本能からなのか、
じゃあ父であり夫は種を蒔くのでしょう。
女性から見ると共感も感動もできるかもしれませんが、
男性から見たらどうなんでしょうか??
人に会うたびに自分には息子がいると言う母、
そして息子は死んだと言う。
これは父であり夫であったゲイ男性に会って告げるまで続きます。
かなり深く難しい内容でした。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-28 09:23:14)
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン8レビュー7.90点
ザ・ロック7レビュー7.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ4レビュー6.44点
最後の恋のはじめ方4レビュー6.35点
歓びの毒牙6レビュー5.50点
バーバー6レビュー6.65点
アンブレイカブル3レビュー4.56点
ダ・ヴィンチ・コード7レビュー5.05点
翼のない天使7レビュー6.23点
アンジェラの灰4レビュー5.32点
オール・アバウト・マイ・マザーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS