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《ネタバレ》 ええのう、ブラピはナニやっても絵になって。何をしようが絵にならない私とは違う世界の生き物ですわなぁ。それにアンジーときたら、今まで見た映画の中でもいちばんキレイだしカッコいいし。映画は「ローズ家の戦争」のような世界を想像してたのですが、途中でガラリと物語の方向が変わって、良くも悪くもハリウッドエンターテイメントぉ!って世界に突入。でも、それはそれで面白く、と。そんな娯楽エンターテイメントカラーに隠れてしまいそーですが、実はこれ、夫婦というか人間関係の機微をとっても判り易く、そして極端な形で表現した映画ですね。他人用の顔を持って生きているのは誰しも同じ事。家族でさえ見せない顔っていうのがあるワケで。そんな、表と裏を持つ「フツーの」人間同士の倦怠期を乗り越えるヒントを与える映画。カタチの見えない愛を理屈で語らず、敵となりライバルとなり友となり戦友となる事で語って山を越えてみせます。あなたの顔が1つじゃないように、相手の顔も1つじゃない事を認めましょう、という至極真っ当な教訓を残す映画なのでした。
【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-12 21:34:57)
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