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《ネタバレ》 去年の春、大阪の友人に案内して貰って大阪のベタを堪能しました。太陽の塔見上げて、通天閣上ってビリケンさん触って、新世界で串かつ食べて、道頓堀でグリコ眺めて、USJで遊んで、梅田の地下街を探索して、大阪城ぐるりと巡って。この映画、そんな感じの映画。大阪のベタな風景は捉えられてるけど、視点は観光客のソレであって、大阪に住み暮らす人のココロはまるっきり全く表現されておりません。それで大阪国とか王女とか言われたところで虚しいというか寒いというか。大阪の魂はまるっきり込められてない感じなんですよね。物語すらマトモに存在していなくて、ひたすら大阪国の設定を説明するだけの映画。この設定、ステキや~ん、ってそれだけ。映画が進むにつれて、どんどんウソ臭くなって、どんどんインチキな映画になって、それでマジメに演技されると見てる方が困っちゃう。貧相な物語はツッコミどころ満載で、いちいち論っていたらキリがないんですけど、ひとつだけ挙げると、アレじゃまるで武力行使されて萎縮して認めたみたい。結局、だから?って映画。物語で魅せられないモンだから情に訴えるという、邦画によくある安いテ使ってダラダラとまあ。大体、回想でしつこく説明されているモノをなんでわざわざ台詞にして更に説明してるんだか。そこまでやらないとバカな観客は理解できないってか? さすがフジテレビ製。でもまあ、会計検査官の3人のキャラは良かったです。特にボケまくる綾瀬はるか。なんてったって、スローモーションで彼女のチチゆ・・・この辺でおしまい。
【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-06-01 20:29:54)
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