| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 別の存在が入り込む事で、家族が築いてきたものが変化してゆく、それを拒む側と、なんとか受け入れて貰おうとする側の姿が描かれる前半、生命の期限を与えられた母親が、新しい母親に子供を託さねばならない切なさを描く後半。家族という1つの社会が、時と共に変容を迫られる、それをいかに受け入れるか、いかに時の残酷さを克服するか、という映画なのですが、もしサランドンに死の宣告がなければ、この映画、どうなっていたんでしょう? 問題を提起しつつも、この映画の後半は死病映画へとシフトしてゆき、家族の再構築の物語は曖昧にされてしまったのが残念でした。クリス・コロンバスじゃ、これが限界、とばかりに、映画は結論手前で終了してしまいますしね。
【あにやん🌈】さん 5点(2003-12-02 15:14:44)
あにやん🌈 さんの 最近のクチコミ・感想
|