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レビュー情報
《ネタバレ》 これは円谷プロがタイの映画会社と提携して製作したウルトラマン映画。しかし、ウルトラマンはあくまで脇役で、主人公はハヌマーンとかいう猿に変身するコチャンという少年。コチャンがハヌマーンになる経緯が冒頭に描かれるのだが、開始早々コチャンは仏像泥棒に銃殺されてしまい、それを見ていたウルトラの母が空から手を伸ばし、コチャンの死体をつかんで消える。まずこのシーンがこわい。さらにウルトラの国でハヌマーンになったコチャンは自分を殺した仏像泥棒に報復。「仏様を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」とか言いながら踏み潰す様は絶対にトラウマを生む。そして、渇水のため太陽を説得しに行く。「そう言えばそうだ。」とあっさりひき下がる太陽が情けない。そして最後はウルトラ兄弟と協力して怪獣軍団をリンチするという暴挙に出る。最後のゴモラが哀れ。個人的にウルトラマン映画と認めたくない作品である。
【イニシャルK】さん [ビデオ(吹替)] 1点(2005-03-02 17:24:22)
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