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素直に面白かった。「心次第で、人は仏にも鬼にもなる」という哲学は悪くないっす。
ただ、萬斎演じる安倍晴明と真田広之演じる道尊の主役二人はかなり迫力があっていいとして、伊藤英明演じる博雅と今井絵理子演じる蜜虫にはどうしても馴染めなかった。とくに伊藤英明は演技が上手いとは思えないのだが。。。 とにかく、人の心の中に巣食う鬼が見られただけでもしめたもの。人の心がこんだけ分かりやすければいいんだけど。実際は、表情一つ変えずに恐ろしいことをやっている人がいるのが世の中です。 (2021年9月再鑑賞) 7点→7点プラス。世界観が良くて引き込まれる。主演二人の陰陽師がかなりカッコいい。結界を張るシーンや【我恨むこと絶えざるなし】とか繰り返して呪うとか迫力がありすぎる。 前のように伊藤英明と今井絵理子の演技もさほど気にならなかった。逆に陰陽師の存在が緊迫感があるので、かえって和んで良いかも。 若く美しい夏川結衣の鬼の演技が印象的で、実は一番引き込まれた。 CGとかショボいとか言われているが、人の心の風景を映し出した演出は面白いと思う。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2004-09-25 22:22:22)
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