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百万の人に広く記憶されるよりも、一人に深く愛される方が、病気でもだえ苦しみ気絶しながら死んでも、幸せなんだなと思った。生きててよかった。
原題と邦題が全然意味が違うと思う。原題は『THE FAULT IN OUR STARS』直訳すると「我々の星々のファール」もっと砕いて映画になじむように訳すと「この世の失敗作」。劇中、ウイリアムデフォー演じる作家が、二人に向けて暴言を吐く。その中に「君たちは副産物だ!多くの健常に生まれてくる人間とはちがう不良品だ!」みたいなせりふがある。作家が言うように、彼らは片足がなかったり酸素ボンベが必要だったりと、いわゆるエラーともいえる。なので原題はこの二人そのものを指すと思う。 それに対し邦題『きっと、星のせいじゃない』は、この原題に抗う意志を感じる。「僕たちはエラーかもしれない。けれども僕がハンデを背負ったのは、星のせいではないんだ!」という自立した希望の言葉のように感じる。僕は邦題のほうが好きだ。覚えにくいけど。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-04 00:57:55)
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