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《ネタバレ》 人生を失敗しかけた奴にしか歌えない歌で人生に失敗した奴ら(囚人)がノリノリで合唱する場面はちょっとホロリ。音楽映画の良さって、「音楽が人に与える不思議な力」が描けてるかどうかがカギだと思う。奔放なようでいて、音楽以外はどこまでも自堕落で駄目な男キャッシュを支え続けるウィザースプーンの母性あふれる姿に少し癒される。最後はずっとうまく行かなかったお父さんとの仲直り。垂れ下がった糸でなかなか声が届かない糸電話は息子との関係を表しているのかな。ぶっきらぼうに糸電話で孫と話し続けるお父さんの姿が何だか優しい。悪役ターミネーターも渋いいい脇役になったなあ、などと思いました。
【しまうま】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 00:15:11)(良:2票) (笑:1票)
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