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《ネタバレ》 いろんなことを問いかけられる。第二次世界大戦直後のイタリアで観たら、また重みもあるかもしれない。平和ないまの日本で観てピンとは来ない。不快な映画、で終わってしまう。が、「ラストに救いがない」とよく言われるが、そうでもない気がする。権力者になびいたものは全員殺されたが、抵抗したものは尊厳を保って死んでいった。どうせ死ぬなら、(奴隷と寝た彼のように)こぶしをつきあげてみせてやれ、という主張。それだけでも、なにか当時のレジスタンスだけでなく、人間の生きざまを訴える佳作のように思える。
【九寨溝】さん 7点(2004-01-16 11:30:40)
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