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《ネタバレ》 残念ながら俺的にはハートを突き上げるような感動は
得られませんでした(´・ω・`)。理由は3つ。1つ目は 主人公達(ジヘとサンミン、そしてジュヒとジュナ)以外の 人物のことを、あまりにも変な人物と して小馬鹿にしたような描き方で登場させていた点。 例えばジヘに代筆をさせていたあの友人のヘドが出そうなほどの 性格の悪さは、妙に鼻についたし、テス(ジュナの親友で背 の高い青年)に誘われて出席したダンスパーティーで ジュナの相手役となった早口言葉好きの少女も変わり者と して描かれていてなんだか可哀想でした。テスですら最初は ちょっと変な奴として描かれていたし・・・。。監督の狙いとしては、 主人公達の純粋さをより強調させるために、脇役達をコミカルな ピエロ役として描いたんだろうけど、なんだかなぁって感じでした。。 2つ目は、恋愛映画であるべきこの作品に、徴兵制度やベトナムといった 戦争シーンを織り込んだ点です。俺は なにかというとすぐに 戦争による殺し合いを媒介にして観客の涙を誘わせようとする 韓国映画お決まりの風潮が大嫌いです。いくら韓国が北朝鮮からの 軍事的危機に常にさらされているお国柄で、国民の愛国心を あおっておきたいって意図があるにしても 恋愛映画にまで戦争を 持ち込むなよと言いたいヽ(`Д´)ノ フザケルナ。。。 3つ目は、ラストシーン。サンミンが実はジュナの息子だったと いうレイの意外な結末です。確かに サンミンが、そっと首に下げて いた肩身のペンダントをジヘの首に付けてあげるシーンを見た瞬間, 奇跡とも呼べる運命のイタズラに グッと来て涙出そうに なったけど(;´Д⊂)、後からヨクヨク考えてみると、いくら何でも そんな偶然はねえだろと・・・(^^;) 『猟奇的な彼女』のラストで ドンデン返しによるハッピーエンドが ウケたのをいいことに、また同じ手法で 観客をアッと言わせようとした、 監督の見えすいた作戦にガッカリさせられました。。むしろ腹が 立ったかもww。二番煎じは 逆効果だと思う。。 一言で総評するなら、 監督の一人負け っていうのが俺の意見です^^; 唯一救いがあるとしたら、テスが結構良い奴だったっていうこと。 それと主演のジヘ役(ソン・イェジン)がとても可愛いらしかったと いうことぐらいかな。 彼女は日本の酒井美紀 って感じだね^^ 【アキト】さん 6点(2004-08-19 22:46:39)(良:1票)
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