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高校生のとき観て非常にショックを覚えた。ある意味貴重な映画である。まず思うのはここまでリアルなものがよく作れたなという素直な感動。パクリである「人喰族」はすぐに作り物と分かるが「食人族」は手ブレカメラの効果が素晴らしく超リアルである。また公開時のドキュメントであるという宣伝効果。だまされて見に行った人は多いだろう。さらに20年もたって廃盤にもならず驚いたことにDVDにもなり「アルティメットエディション」と銘打って5.1chサラウンド化までされているではないか。この映画を簡単に「最低」とか決め付けるのは論点がずれている。監督は「最低」であることは十分に認識し観客をだまし稼いだのである。一見の価値ありの映画といえる。この映画は2部構成でありまずは教授がアマゾンでフィルムを発見するまでの内容。実はこの内容に粗が多い。ネタばれになるが例えば姦通した女を男が処刑する場面は白人女性に泥を塗って原住民に見せている。次にそのフィルムを再生するのだが、その内容はなかなか粗が見つけられない。リアルさ追求の究極である。最後に、この映画を見て「食事できなくなる」というのをよく聞くがそんなことはありません。私は友達と見て焼肉食べて帰りました。
【CHIROUくん】さん 7点(2004-01-28 21:06:50)(良:1票)
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