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《ネタバレ》 霧の中から得体のしれない生物が…こんなB級設定で、これ程面白い映画に仕上げた手腕は素晴らしいと思います。パニックに陥った時の群集心理も、大げさでわかりやすく表現されていたものの、鬼気迫る感が伝わってきました。「主人公の行動は全て正しい」と思わせておいて、最後の最後でそうではなかったと思い知らされるのも面白い。ただ、全て手放しで褒められる映画でないのも確か。なんと言ってもご都合主義すぎる展開。得体のしれない生物の曖昧さ。そして…問題のラスト。急に諦めが良くなる主人公たち。自分の手で息子を殺めてた直後に救助が来るという後味の悪さ。心中する事があの時ベストの選択だったのだろうか?いまいち合点がいかない部分があったのが惜しいです。
【グングニル】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-11 20:12:05)
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